在福岡カンボジア王国名誉領事

「ワールドメイトの実態」の嘘の記述

在福岡カンボジア王国名誉領事館のサイトにある「名誉領事館からのお知らせ」のページに関し、「ワールドメイトの実態」が一部、都合良く改ざんして掲載しています。念のため、全文を転載します。

名誉領事館からのお知らせ

テープカット式を挙行しました

在福岡カンボジア王国名誉領事館が、9月26日に、福岡市中央区天神一丁目4-1、西日本新聞会館12階に開設されました。

 

午前11時40分から、テープカット式典を挙行。同王国のプー・ソティレアッ駐日大使、在福岡カンボジア王国名誉領事に就任したカンボジア王国首相顧問・半田晴久氏、西日本新聞社の多田昭重代表取締役会長、川崎隆生代表取締役社長がハサミを入れ、盛大な拍手に包まれて、オープンを祝いました。

 

この後、西日本新聞会館16階の国際ホールで、お世話になった皆さんをお招きし、カンボジアの現状をご紹介しながらのレセプションを開催しました。

 

名誉領事館の業務開始は、10月上旬の予定です。準備が整い次第、ホームページ上でお知らせします。オープンは、月曜~金曜の午前9時半~午後0時半の予定です。

 

カンボジア王国名誉領事館としては、大阪、名古屋、札幌に続く4番目。担当エリアは、九州全県と沖縄県となります。

 

在福岡カンボジア王国名誉領事館は、今後、九州・沖縄とカンボジア王国との国際交流を促進する拠点として活動していきます。行政、経済、投資、教育、文化、人的交流など、多面的な交流を実現し、「アジアの玄関口」である国際都市『福岡』の中で、相互の活性化につながる事業やイベントを展開していきます。

また、ビザの発給業務を行いますので、これまで大阪まで取得に行くか、高い費用を払って依頼するしかなかった九州の旅行者の皆さんにとっては、大変便利になります。ビザの発給業務は10月中旬から実施する予定です。

 

開設記念として、九州の皆さんの関心が非常に高い世界遺産「アンコールワット遺跡」展の開催について、本国と調整しながら実現を図ってまいりたいと考えております。そのほか、開設記念のシンポジウムや、福岡とカンボジア学生とのネット交流など、さまざまなイベントを実施し、福岡とカンボジア王国との絆を深めてまいりたい所存です。

 

なお、10月7日午後6時半から、ホテルオークラ福岡にて、九州の政財界、メディア、領事館関係者ら約200名をお招きし、感謝のグランドレセプションを開催します。また、翌8日には、若宮ゴルフクラブにて、ジャン・スチーブンスン(豪州)、シンディ・ラリック(米国)ら、内外のプロを招き、カンボジアの子供たちを支援するチャリティゴルフ大会を開催します。

 

これから、九州・沖縄の皆さんと、カンボジア王国との友好の架け橋となるべく努力いたしますので、よろしくお願い申し上げます。

 

「ワールドメイトの実態」では、"この名誉領事館には、平成20年(2008年)2月25日成立登記したワールドメイト関連NPO法人世界開発協力機構(WSD)から、34,225,000円支出している。(東京都に提出された平成20年度(2008年)事業報告書)"などと書いてあります。

 

仮に、本当だとしても、それがどうしたのでしょうか。上記の団体は、ワールドメイトのリーダーが関与するフレンド団体であるとはいえ、理事はまったくの外部の方がなんにもいらっしゃいます。

 

理事会で協議の上、総会で報告されるわけですし、一切の手続きに問題もなにもありません。

 

実際、東京都に提出した後に、とくに東京都から指摘を受けたわけでもなく、東京都にも問題のない行為であると認められているために、組織が存続できているのです。

 

まったく問題のない、素晴らしいことに、言いがかりをつけるのは、金輪際やめていただきたいです。

 

「深見東州が名誉領事館を投資目的で開設した」という嘘

「ワールドメイトの実態」では、"深見氏が投資目的で名誉領事館を開設したと思われる"などと書いていますが、全くのデタラメです。

 

まず、第一に、深見東州は、カンボジアで一切のビジネス行為は行っていません。1996年に、シアヌーク病院(ワールドメイトが支援する24時間無料救急病院)の開設以来、今まで数十年間も、ビジネスを行っていないわけなので、目的でないことは明らかです。

 

また、個人が希望して、名誉領事館が開設できるはずがありません。はじめにカンボジア王国と日本との取り決めがあり、最後に、名誉領事を誰にするかを決める、というのが通常であると思います。

 

深見東州は、名誉領事館の開設を決めた人物であるはずもなく、懇願されて名誉領事になっただけであると言えます。深見東州が、名誉領事を開設した、などという「ワールドメイトの実態」の記述の嘘は、明らかと言えます。

 

さらに言えば、ここでいう「投資」とは、カンボジア王国に対し、「設備投資や公共投資」を指すことは明らかです。産業の発達していないアジアの最貧国に、「設備投資や公共投資」をすることは、非常に重要なことです。

 

決して、「ワールドメイトの実態」が示唆している金融投資ではないでしょう。

 

もし、アジア最貧国のカンボジア王国のどこかの企業にに金融投資をしたところで、たいしたリターンが得られるわけもありません。金融投資をするならば、もっとも人気のある国が多数あるのは誰でもわかることであり、わざわざ儲からないカンボジアに金融投資をする理由も説明できません。

 

ちなみに、深見東州は「さて、多くの人が誤解しているのは、投資という言葉である。投資とは、将来を考えて。それに対応できるように資金をつぎ込むのであって、利ザヤを稼ぐ行為ではない。」と発言しています。

「ワールドメイトの実態」では、日本にカンボジア王国の総領事が存在せず、名誉領事しかないことを、なんだか悪いことのように書いています。

 

しかし、貧しい国が総領事をおけないのは、ままあることであり、なんら、問題ありません。

「ワールドメイトの実態」では、"NPO法には以下の記載もあるが、ワールドメイト会員はその関連NPO法人の存在や活動さえ殆ど知らず、半田(深見)氏の独断で全ての資金が使われていると推測される。"などと勝手に決めつけていますが、真っ赤な嘘です。

 

NPO法人は、個人の独断で全ての資金を使うような仕組みにはなっていません。多数の理事がいるのに、そんなことが許されるはずもありません。すべてのNPO法人は、理事会や総会を開き、その結果を東京都に報告する義務があり、適正な運営でなければ、存続することは出来ないそうです。