ワールドメイトの実態「呪を唱えるカンボジアの学生」矛盾

都合の悪い箇所を改ざん編集して掲載する「ワールドメイトの実態」

「ワールドメイトの実態」では、都合の悪い箇所を改ざんしたり編集カットしてるようです。本来、メルマガを掲載するのは違法であることとは思いますが、「ワールドメイトの実態」で都合の悪い箇所を改ざんして掲載してるので、それを理解するためにも、全文の掲載をさせていただこうと思います。

 

カンボジア大学についてのメルマガ

まず、前回の三輪のあと、カンボジアでアジアエコノミックフォーラムがありました。私は、主催者やモデレーターとして出席しました。今回は、メカニズムデザインで、ノーベル経済学賞を受賞した、プリンストン大学の教授も出席しました。
 また、ワールドメイトが支援するカンボジア大学に、サウス・イースト・アジアテレビ( Sea TV)を開局しました。「Sea Radio」と「Sea weekly newspaper 」と合わせ、これで、テレビとラジオと新聞が揃ったわけです。この直後に、メディアコミュニケーション学部を作り、優れたジャーナリストやメディア人材を育てる予定です。
 テレビもラジオも民放ですが、株式会社ではなく、学校法人が運営するテレビ局ですから、NHK教育テレビのような内容をめざします。だから、教育目的を主とする、本当に中味の優れた文化芸術や、宗教対話や政治、経済の高いレベルの議論を進める、大学運営のテレビ局にふさわしいものにします。ニュース報道にしても、そのニュースの背景にある社会や文化、人間模様まで知らせるのです。フンセン首相も、他局と比べて、圧倒的にいいニュースだとほめてくれました。
 ところで、ジャーナリストを育てなかった国家は、国家が腐敗しても、浄化する力を持ちません。しかし、低開発国では、国民に政府を批判するだけの教育がないのです。
 だから、教育レベルが上がり、国民に知的批判力が備わるまで、しばらくは政府や社会の批判をせず、ポジティブで、いい所を国民にアピールします。つまり、まずは国家再建のため、国民を勇気づけ、育てるメディアをめざすのです。

 話は変わりますが、以前に私達の活動には、宗教的宗教活動と普遍的宗教活動があると書きました。両方あってこそ、両方が本物になると書きました。それはその通りですが、その二つの間に、宗教団体として社会に打ち出すポリシーがあるのです。
 会員の皆さんは、その事を頭に入れておくべきです。
 つまり、創価学会は創価大学を作り、天理教は天理大学を作り、ワールドメイトは、カンボジア大学を作ったのです。
 新興宗教では、その他に、モラロジーの作った麗澤(れいたく)大学があるぐらいです。しかも、その中で外国に大学を作ったのは、ワールドメイトだけです。また、外国にテレビ局とラジオ局、英字新聞を持ってる宗教団体は、ワールドメイトだけです。私達が、日本の宗教団体として、如何に前人未踏の試みをしているか。これでお解りでしょう。創価学会でも、聖教新聞はあっても、聖教テレビや聖教ラジオはありません。
 立正佼成会は、佼成学園を作りましたが、高校までです。同じように、弁天宗は智弁学園、PL教団はPL学園、幸福の科学も、ようやく那須に高校をつくる程度です。
 大学を作って成功させる事は、如何に偉大なことかが解ります。 
 私は総長で教授ですが、ワールドメイトの寄付が大半の大学なので、ワールドメイトの責任役員を代表して、私もワールドメイトも、cofounder つまり共同設立者になってます。そして、私は、ワールドメイトの責任役員を代表して、テレビ、ラジオ、新聞のチェアマンをしてるのです。むろん、全てが無報酬でやってる事です。
 普遍的宗教性を教育を通して実現し、実行してますが、「強運」も「大天運」も「中小企業経営の極意」も、クメール語に訳され、大学の出版局で出版してます。皆、大喜びで読み、咒をとなえています。
(中略)
 しかし、ワールドメイトは、他の宗教団体のように、そこで宗教団体の教理やドグマ、信者獲得活動をするのではないのです。あくまで、普遍的な宗教性を、芸術や文化活動に見出し、それを神なるものとして広めるのです。
(中略)
こうして、宗教的宗教活動と普遍的宗教活動を、法的にも概念的にもきっちり区別しながら、共存してるのです。
 これは、神道というものの特性が、「聖と俗を区別しながら、共存する」という要素に起因します。また、ワールドメイトの教義の第一義が、「実在の神を掌握し」、「神を行じ」、「神人合一の道を実践する」という、「無形の神心」や「無形の道」を尊ぶ所にあるからです。
 そして、第二義として、天啓で出された道や教えを広め、抜苦救済の衆生済度と、世に功(いさお)を立てる活動が来るのです。
 私は、それを忠実に実行してるだけです。
 また、これを実行するに際して、天啓によって、空海が密教を広めた足跡をヒントにします。即ち空海は、「弁顕密二教論」を著し、「顕教と密教は共存する」と主張したことに習うのです。つまり、南都六宗というすべて顕教の管長は、自分達の宗教を持ちながら、密教の「伝法会」を受け、空海の弟子になったのです。こうして広まった密教が、天台宗の密教にも影響を与え、平安時代を密教文化の時代にしたのです。
 この足跡に習い、私達は密教を神業の第一義である、「実在の神を掌握する。神を行じる。神人合一の道の実践」に置き替えたのです。密教は、「実在の御仏を掌握し、御仏と三密(身、口、意)で一体となり、即身成仏の道を極める」のが主旨です。つまり、論旨(ろんし)が同じで、次元が違うだけなのです。
 それを、さらに普遍的宗教活動や人類愛の活動に置き替えたわけです。これらは、いずれも実在の神仏の姿であり、働きであり、稜威(みいず)の顕現だからです。そして、密教を広めるかわりに、これを広めてるのです。別な言葉で言えば、本当の神心を広め、無形の大道を広め、神を行じる道を実践してるわけです。
(中略)
 これが、宗教的宗教活動と普遍的宗教活動の間にある、宗教団体としてのポリシーや最終目的なのです。
 ところで、日本がこんなに経済発展したのはなぜか。米国のロバート・ベラー博士が精査したところ、その源は、江戸時代の教育レベルや識字率の高さにあるとの結論でした。識字率は、江戸時代は44%、明治時代になると90%以上といわれ、江戸時代も明治時代も、圧倒的に世界一だったのです。だからこそ、明治の富国強兵策も成功し、経済もめざましい発展を遂げたのです。
 この実例を見れば解るように、カンボジア大学を中心に、カンボジアだけでなく、アジア全体の教育レベルが上がり、アジアの時代の潮流が作れるよう、カンボジアでの神業は進んでるのです。アジアの時代の潮流の末に、日本の時代の潮流が来るからです。神様の御心も、そこにあります。 
 その他に、カンボジア赤十字とワールドメイトが協力して、カンボジアの貧しい村々に、井戸を掘るプロジェクトが始まりました。カンボジアの赤十字は、フンセン首相夫人がチェアマンを務めておられます。その縁で、責任役員達も喜んで支援する決定をしました。貧しい村には井戸があっても、清潔ではないため、井戸水で病気になる人が大勢います。これを救済するため、安全で清潔な水を飲める井戸を掘ることが、カンボジア赤十字の急務なのです。
 そこで、昨年、10年間で3億円支援する調印をしました。責任役員達も、大感激でした。なぜなら、全ての井戸には、ワールドメイトの名前とマークがつくからです。
 2年後くらいには、カンボジア大学の新校舎も完成します。また今度、会員の子弟を、カンボジア大学に留学する制度も、色々とつくりたいと思います。そして、是非クメール語で、「強運」を読んで下さい。
 この度の、テレビ局開設と新校舎で、カンボジア大学は、圧倒的にカンボジアNo.1の大学になるはずです。現在でも、政府が認定する、トップ3の大学の一つですが、2年後には確実にナンバー1になります。だから、カンボジアのツアーを組んで、ワールドメイトが支援する24時間無料救急病院や、未来の光孤児院、クメールルージュ犠牲者の救済基金の様子、ワールドメイトの貧村井戸など、一緒に現地で見ていただきたいと思います。
 数年前、エンゼル会の有志百数十人とカンボジアに行き、病院や孤児院、クメールルージュ犠牲者への基金提供式を見学しました。皆さんの浄財で支えてる福祉活動なのですが、話で聞くのと、実際に見るのでは大違いです。行った人は、皆の浄財がこんなに多くの人を救い、幸せにしてることに心から感動し、大感激したのです。(つづく)

「ワールドメイトの実態」の嘘

「ワールドメイトの実態」では、一切の宗教的意義である主旨を省き、自らに都合の良い箇所だけを抜き出して紹介しています。

 

また、「ワールドメイトの実態」では「私立カンボジア大学は2003年に創設されたが、ワールドメイト(実際は、ワールドメイト関連NPO法人世界芸術文化振興協会(IFAC))が資金を出していることを最近やっと認める発言をしだした。」などと書いてますが全くの誤りです。

 

IFACでは、「サムデック・フンセン・ハンダ・ナショナル・スカラシップ」などの寄付をしてるというのは公表されてるそうですが、カンボジアの新校舎設立はワールドメイトの寄付だと言います。ワールドメイトが資金を出してる項目と、IFACでは全く異なっており、ワールドメイトがIFACの資金を出してるわけではありません。

 


「ワールドメイトの実態」の嘘

「ワールドメイトの実態」では「また、上記の「優れたジャーナリストやメディア人材を育てる学生を育成する」や「英字新聞を持っている団体はワールドメイトだけ」とは、聞こえはいいが、ワールドメイトや半田晴久(深見東州)氏に都合のいい、海外向けの宣伝・報道をする人材を養成しようとしているだけではないのか。」などと書いていますが、全くの妄想でしょう。

 

もし、「ワールドメイトや半田晴久(深見東州)氏に都合のいい、海外向けの宣伝・報道をする人材を養成」するのが目的であれば、カンボジアなどの最貧国ではなく、もっと報道の盛んな国で行うほうが効果的だと思います。実にくだらない妄想であり、いかにも「プロ市民」アンチらしい妄想だと思います。